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2024.12.13 -
2024.12.18
保険料負担率の設定方法
自社マスタ>社会保険タブの保険料負担率の設定方法についてご案内します。
健康保険(介護保険)・厚生年金と、雇用保険では設定手順が異なるためご留意ください。
健康保険(介護保険)・厚生年金の負担率の設定方法
事前準備
管轄の都道府県の、対象年度の保険料額表を用意します。
参考サイト:都道府県毎の保険料額表 | 協会けんぽ | 全国健康保険協会
各保険料の算出方法
健康保険
①保険料額表の「介護保険第2号被保険者に該当しない場合」にあたる料率を参照します。
上図の場合、赤枠で囲っている10.35%を指します。
②自社マスタの保険料負担率は1000分の1で記入するため、①の料率を1000分の1にします。
10.35%=103.5‰(※)
③従業員と事業主で折半するため、②の料率を2分の1にした結果が、健康保険の料率となります。
103.5÷2=51.75
従業員の健康保険の料率・・・51.75
事業主の健康保険の料率・・・51.75
介護保険
①保険料額表の「介護保険料(○%)」にあたる料率を参照します。
上図の場合、青枠で囲っている1.60%を指します。
②自社マスタの保険料負担率は1000分の1で記入するため、①の料率を1000分の1にします。
1.60% = 16.0‰(※)
③従業員と事業主で折半するため、②の料率を2分の1にした結果が、介護保険の料率となります。
16.0÷2=8.00
従業員の介護保険の料率・・・8.00
事業主の介護保険の料率・・・8.00
厚生年金
①保険料額表の「厚生年金保険料」にあたる料率を参照します。
上図の場合、緑枠で囲っている18.300%を指します。
②自社マスタの保険料負担率は1000分の1で記入するため、①の料率を1000分の1にします。
18.3% = 183‰(※)
③従業員と事業主で折半するため、②の料率を2分の1にします。
183÷2=91.50
従業員の厚生年金の料率・・・91.50
事業主の厚生年金の料率・・・91.50
子ども・子育て拠出
①保険料額表の「拠出金率(○%)」にあたる料率を参照します。
上図の場合、オレンジ枠で囲っている0.36%を指します。
②自社マスタの保険料負担率は1000分の1で記入するため、①の料率を1000分の1にします。
0.36% = 3.60‰(※)
③事業主が全負担のため3.60となります。
事業主の子ども・子育て拠出の料率・・・3.60
(※)‰・・・1000分の1を表示するパーミルと呼ばれる記号です。
雇用保険の負担率の設定方法
事前準備
対象年度の雇用保険料率を用意します。
参考サイト:雇用保険料率について |厚生労働省
雇用保険の算出方法
雇用保険料率の一般事業×労働者・事業主負担にあたる料率を参照します。
上図の場合、赤枠で囲っている労働者負担6.00、事業主負担率9.50を指します。
従業員の厚生年金の料率・・・6.00
事業主の厚生年金の料率・・・9.50